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Windows Live Spaces に置いていた旧ブログをこちらに移しました。(101014)
現在は「わかばの日記 2nd」(http://wakabanonikki-2nd.cocolog-nifty.com/)が稼働中です。

BJ「素養教養編」

月曜日に『BJ』がないと、どうも調子が狂う。2年近くもずっと月曜7時に照準の合った生活をしてきたから、無いと感覚がおかしいというか…。来月からはずっとこうなのかと思うと、寂しいことこの上ない。(泣)
 
きょうは、先生の素養とか教養について考えてみる。医学の関連領域について知識が豊富なのは当然だから、それ以外の分野で。とは言っても、急に思いついたテーマなので、私が「たしかあんなこと言ってたな」と思い出したセリフ等を列挙しただけだ。話の順番もめちゃくちゃである。まだ他にもいろいろあると思うが、全巻読む暇がない。やってみると結構おもしろかった。「素養教養編」だけでなく「女性観編」とか「ダジャレ編」とか「喧嘩編」とか、いろいろできそうな気がする。先生のいろんな面が見られそうだ。
 
 
○語学
 ・スペイン語が喋れる。「チュペイン語 先生ちかわかんないのよさ」(「復しゅうこそわが命」より。ピノコが患者に向かって)
 他にも数ヶ国語を自由に操っているようだが、はっきり「○○語が喋れる」と明記してあるのはここだけのように思う。
○文学
 ・「ハムレットのセリフ知ってるかい。『ながらうべきか死ぬべきか』」(「はるかなる国から」より。患者の父親に向かって)
 ・「朝顔につるべとられてもらい水」(「もらい水」より。患者に部屋をとられて泊まり歩くおばあさんに向かって)
 ・「シラノ・ド・ベルジュラックか…」(「気が弱いシラノ」より。白野に向かって)
 これら古典的教養に加えて、自ら散文的形態で独白したりしている。詩を作らせたりしたら結構上手いんじゃないかと思う。↓
 ・「名も知らぬ惑星の上に独りただ果てしなくあゆみつ… 道ばたのキャベツ畑に飢えをいやし… 夜半の風にまどろみをおかされ さらに憩うすべなし」(「ディンゴ」より)
 しかし…
 ・「最近は小説は『カモメのジョナサン』さえ読まなくってねえ」(「コルシカの兄弟」より。サーカス団の団長に向かって)
 きっと専門書ばっかり読んでいるのだろう。
 
○宗教
 ・キリスト教の信者ではないようだ。「わたしは教会もキリストも知らないんでね」(「魔女裁判」より)
 ・「鬼子母神の話を知っていますか?」以下、患者にシャカと鬼子母神の話をする。(「鬼子母神の息子」より)
 
○民俗学
 ・「ここらの風習でつくるいわゆる”干し首”でしょう?」(「ちぢむ!!」より。戸隠先生との会話)
 ・「日本の伝説にかまいたちってやつがあってな」(「通り魔」より。刑事に向かって)
 ・BJのコートのポケットにはてるてる坊主がいっぱい入っている。「こいつをズラッとつるそう」(「てるてる坊主」より。少年に向かって)
 ・「バレンタインデーってなんだっけ…」(「本間血腫」より。ピノコに向かって)
 
○歴史(?)
 ・「いまから八百年前はこんな顔つきが美人といわれていたんだ」(「スター誕生」より。杉並井草に向かって)
 
○生態学
 ・コマドリについて「夏鳥なのにこんな十二月になって姿を見かけるってのはへんだ」(「コマドリと少年」より)
 ・「あんたカゲロウみたいな人だな」(「未来への贈りもの」より。患者に向かって)
 ・「フェニックスか!そんなもんはこの世にいるはずがないんだ」(「不死鳥」より)
 
○天文学
 ・「あれは織女星さ」「あれは牽牛星だろう。七夕の星だよ」「見える星は一等星から六等星まで分けてある」(「六等星」より。ピノコとの会話)
 
○音楽
 ・「ラルゴってのは私がつけたのだ。音楽のことばで”ものすごくスロー”ってことだ」(「万引き犬」より。BJ独白)
 ・「モーツァルトのレクイエムです」(「音楽のある風景」より。瀕死のチン・キ博士に聴かせてやる)
 
○美術
 ・アニメは見ないようだが絵画を見るのは好きらしい。「展やん会のあぶや絵なんて見にいくくやいなや テレビのアニメぐやい見て 勉強なちゃいっ」(「動けソロモン」より。ピノコがBJに向かって)
 ・生け花の良さはわからないらしい。「私には地面にはえてる花のほうがきれいに見える」(「命を生ける」より。家元に向かって)
 
○芸能界
 ・「その研ナオコに似てる人形ください」(「焼け焦げた人形」より。おもちゃ屋の店員に向かって)
 ・「アラン・ドロンと郷ひろみと加山雄三と山上たつひこの顔をモデルにさせてもらった」(「失われた青春」より。石油王の顔を整形して)
 
○マナー
 ・「だいたい女とデートするのに無一文とはどういうわけなんだ」(「家出を拾った日」より。少年に向かって)
 ・女性の手を取って恭しくお辞儀しているシーンがある。なかなか紳士である。(「2人のジャン」より。アレマ・マレアに対して)
 
○その他
 ・「あれは思ったとおりPKですよ」以下、PKの説明。(「密室の少年」より。患者の母親に向かって)
 ・「私はミイラには興味はあるが、のろいなんか信じませんよ」(「のろわれた手術」より。文部省の人間に向かって)
 ・モールス信号が打てるらしい。「S・O・S S・O・S 座礁 アト二時間デテンプクスル…」(「パク船長」より)
 ・「まぬけなサルをつかまえる話知ってるかっ」(「昭和新山」より。患者に向かって)

(備忘録060808)

ちと多忙につき、本日の記事はお休み。
 
紀子様が来月6日にもご出産とのこと。もし男子でなかったら、また皇位継承問題が再燃するのかな。なんだか可哀相…。

夏の星座

昨夜花火を見上げていたとき、西南西に白く輝く星が見えた。仰角50度くらいのところ。全天を見渡してもその星1個しか見えない。普段ならその時間、頭上高く東寄りに「夏の大三角形」、南の低いところにさそり座のアンタレスが見えるはずなのだが、街の灯りに邪魔されているのかそれらはまったく見えなかった。ちなみに「夏の大三角形」とは、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブがほぼ直角三角形のように並んで見えるものである。唯一西南西に見えた星(それがまたちょうど花火の打ち上げ地点の真上だったのだ)が気になっていたので調べてみたら、どうやら、うしかい座のアルクトゥルスのようだった。0等星である。道理で花火にも負けぬほど明るかったはずだ。
 
オリオンを斃したサソリが天に昇ったのが さそり座、オルフェウスが持っていた竪琴が こと座、ゼウスが姿を変えたのが はくちょう座と わし座、等々、誰でも知っているギリシャ神話であるが、うしかい座については何も知らない。調べてみたら、天を支える巨人アトラス、あるいは狩人アルカス、戦車を発明したエリクトニオスなどの説があるらしい。しかし誰も「牛飼い」ではないと思うのだが? 写真は『ヘベリウス星座図絵』に描かれた うしかい座だが、猟犬を連れているので、狩人アルカスと思われる。
 
たまには夜空を見上げて、神話の世界に浸るのも良いものだ。これからどんどん空が綺麗に見えるようになる。早いもので明日は立秋。暦の上では秋になる。

花火と浴衣とギックリ腰

どうやらギックリ腰をやらかしたようだ。寝返りも打てないほどの酷いやつではないが、立ったり座ったり捩ったりするときにギクッとくる。一週間ばかりはソロソロと挙動不審に行動しなくては。
 
それでも、夜は自転車に乗って夫と花火見物に行った。歩くよりは痛まない。浴衣の女の子が増えたと思う。一緒にいる彼氏が例外なく嬉しそうな顔をしているのが興味深い。中には女の子2~3人連れが残らず浴衣の袖を肩まで捲り上げて闊歩していたりして、「おお」と思わず別の意味で目を奪われたりする。男が二の腕を出しているのならそれもワイルドで良いが、女の子はちょっと…。でもまあキャーキャーと楽しそうだから、○(まる)。私もあと20~30歳若ければ浴衣着て、暑くて本当は肩まで腕まくりしたいのを堪えて、楚々とした乙女のふりをするのだが…。今なら「どこの部屋?」って聞かれそうだし、第一ギックリ腰で歩けねぇし…。

残念無念

う~ん、やっぱり「打ち切り」が正しいのだろうか。いや正しくは「短縮」か。『BJ21』あと3回で終了のようだ(Wikipedia より)。シリーズスタート時、「21」にはいろんな意味が持たせてあると眞監督が語っていた。21世紀のブラック・ジャック、21年前の不発弾爆発事件、カードゲームのブラック・ジャックの21、そしておそらく21話で完結…だと思っていたのだが。どうやら4話分カットされるようだ。道理で最近話の進み方が速いと思った。最初はもっとのんびりしていたのに(おかげで私は内容が理解できない)。マコちゃん……悔しいだろうなぁ……。くッ。しかし、『コナン』の再放送だの番組改編期のくだらない特番をやるくらいなら、何故4話分ちゃんと放送しないのだ!? 内容の改変云々より、視聴率を重視しすぎて中途半端に不完全燃焼で終わらせることのほうが、よっぽど視聴者を舐めた行為であることがわかっていないのだろうか。視聴者のみならず、原作にも手塚治虫にも、あるいはアニメーターにも出演者に対しても失礼だと思う。…まぁいい。このテレビ局のアニメを観るのもこれが最後だ。
8/14(15話)「BJ父親の真実(原題:骨肉)」
8/28(16話)「破滅への挑戦」
9/4 (17話)「生命の尊厳」
 
16話がシリーズ最大のクライマックスになりそうな予感。治療法のわからない未知の病気フェニックス病との闘いだろう。原作で未知の病気と言えば、グマ! 何といっても、グマ!「99.9%の水」をやってくれないかな。「死への一時間」をブレンドしてやってくれても私は一向に構わない。そもそもBOPを発見したのはキリコパパなのだから、キリコも責任持って親父の尻拭いをしなくちゃいけない(断言)。それに前回出演したときのラスト、見返りキリコのあの思わせぶりな視線からすれば、もう1回出てきてもおかしくないと思うのだが。BQはもう1回出てくるという話もあるが、どこでだろう?
 
最終回は、もう何でもいいや。日本に帰ってきて大団円。丑五郎が岬の家を建て直していて、それを友引警部が手伝っていて、琵琶丸がそれを眺めていてくれたらそれだけでいい(どんだけドリーマーだ自分。しかも琵琶丸盲目だし)。しかしもうどう見ても如月先生が出る余裕がないなぁ。それだけが残念だ。いつの日にか2時間スペシャルで、「BJ生涯ただ一度の恋、手術室のキス、ピノコが知った驚愕の真実、キリコも思わず興奮、そのとき友引警部は…、BJ生誕○○年記念、如月恵初出演、この瞬間は永遠なんだ」を放送してもらいたいものだ。
 
思っていたより1ヶ月近く最終回が早く来るので、当ブログはこれより慌てて「Farewell BJ 月間」に突入します。内容は従来と変わりませんが…(自爆)。
イラストは、トーレスさんのところからダウンロードフリーだったのをよいことに頂いてきた、夏のキリちゃん黒ちゃん。虫捕り、魚釣り、秘密基地…、ああ男の子の夏休み♪これが将来、安楽死専門医と無免許医になる二人とは(笑)。素敵なイラストをありがとうございました~♪

(備忘録060804)

新聞によれば、亀田の判定勝ちを妥当だと思う人は4%しかいないとか。試合そのものに関しては本人に何の罪もないのに、と思うと気の毒だ。因みに私はまったく関心がなかったので観ていない。
 
『「坊っちゃん」の時代』(関川夏央 谷口ジロー共著)を読書中。このシリーズを読み返すのはもう何回目だろう。
 
それにしても暑い! 通い猫のシャーちゃんが日陰でのびていたのでミルクを飲ませてやった。ものすごく美味しそうに飲んだ。ノラだから、成猫になってからはミルクなんて飲んだことないんだろうな。
 
宗教絡みのエントリを書いていたのだが、まとまらないので、また後日。

『BJ』の男達

Vol.12 の発売から間がなかったせいか、すっかり発売日を忘れていた『BJ Vol.13』のDVDを買ってきた。「病院ジャック」「岬の家は未完成」「イルカと強盗団」の3本。ジャケットの雰囲気が、これまでのものよりハード路線に変更されている。

「岬の家…」(原作「やり残しの家」)はもともと好きな話だが、大工の丑五郎の声をアテている青野武さんがとても良い。アニメシリーズの中で私が選ぶBEST5に入る出来だ。いいなぁ、一徹な頑固親父。白血病で明日をも知れぬ病状なのだが、BJ邸の改築をやめようとしない。若き日のBJの方が根負けして、タオル鉢巻にランニング姿で角材運びなどさせられているのが微笑ましい。最後は、BJの力をもってしてもどうすることもできず、もっと大きな病院に搬送されていくのだが、『BJ21』の最終回には出てきてくれないかと淡い期待を抱いている。

BJが「これは」と認める男達は皆、自分の仕事に誇りを持ってそれを黙々とこなしている。「六等星」の椎竹先生、「古和医院」の古和先生、刀鍛冶の馮二斉、鍼師琵琶丸、キリコに友引警部、そしてこの丑五郎。自分に奢らず他人に誇らず、使命感と己の理想に突き動かされる純粋でストイックな男達である。BJ自身がそういう男だから、たまにそういう同類の男に巡り会うと、途端に人懐っこくなる。嬉しいらしい。男気の応酬となったりもする。この「男気」に触れられるというのも『BJ』を読むときの一つの楽しみである。「助け合い」の蟻谷さん、「肩書き」のブリリアント三世、「イレズミの男」の香取仙之助、等々。お互いに認め合った男同士のプライドと情の交流。女にはこういう世界がない分、いいなぁと指を咥えて見ているのである。

それにしても、msn、なんでこんなに重いんだ! まいぱそのネット環境では書けないし投稿できない! もっと軽いのに変えようかなぁ…。

『サルビアの花』

いや~、あつはなついと決まっているものの、気象台発表が34度を超えると、態度がブッキラボーになったりしますね。しませんかそうですかスンマセン。こんなときはムッツリとゲームするに限ると思って、shockwave の「100マス計算ゲーム」をやったら、一桁の足し算を2個も間違えました。ブッキラボーの上に凶暴さが加わったような気がします。おまけに、このブログの仕様が変わったので、最初どうやって自分の編集ページに入ればよいのかわかりませんでした。グレたい気分です。
 
昨日のフラワーバトンの影響か、あるいは実際の花を見たせいか、きょうは一日中『サルビアの花』が脳内を席捲していた。1972年各社競作で発表されたが、私が覚えているのは、もとまろが歌ったバージョンだ。サルビアの花…ちょうど今頃どこでも見かける炎のように真っ赤な花だが、秋の季語だそうだ。
いつもいつも思ってたサルビアの花を
貴方の部屋の中に投げ入れたくて
そして君のベッドに
サルビアの赤い花しきつめて
僕は死ぬまで抱きしめていようと
なのになのに どうして 他の人の所へ
僕の愛のほうが素敵なのに
泣きながら
君の後を追いかけて
花吹雪舞う道を
教会の鐘の音は何て嘘っぱちなのさ
扉を開けて出てきた君は
偽りの花嫁 頬をこわばらせ
僕をチラッと見た
 (歌詞を全部書くとまずいかもしれないので以下略)
とてもスローで気だるい感じの歌なのだが、歌詞は結構激しいものがある。この後、花嫁を掻っ攫えば映画『卒業』の世界なのだが、そうはならない。「僕」の想いは実らない。とても苦しい失恋の歌である。そんな気持ちは当時わかるはずもないのに、何故かこの歌は心に染み渡った記憶がある。サルビアの赤、燃え上がる原色の恋。見知らぬ激しい恋を怖いもの見たさで見てしまった、そんな感じだったのかも。
 
(備忘録)
ひとまず今日父が退院した。もう少し入院して体力の回復を待つほうがよいように思うが…。

フラワーバトン

トーレスさんから「フラワーバトン」を頂戴しました。深く考え出すと底なしに迷いそうな気がしましたので、思いついたものをサクサク回答してみました。「春の雨にうたれた梨の花を添えて」くださったトーレスさん、ありがたくて嬉し恥ずかしです。長年鳥取に住んでおりましたので、初夏に咲く梨の花は何度も見てきました。桜より緑がかって涼しげな清楚な花ですよね。満開の美しさは桜にも負けません。虫がたかったラフレシアのような私にはあまりにももったいなく、またも穴を掘らねば…(笑)。
それではいってみます。
1:まずあなたの名前を教えてください。
  
  わかば と申します。
 
2:好きな花を5つ挙げてください
  
  ・桜 ダントツに好きな花です。夜桜の幽玄美。散り際の潔さ。もう何とも言えません。
  ・詫び助 茶花に使いますね。小振りな白の詫び助一輪がその場を引き締めます。
  ・牡丹 花の王です。豪華絢爛。
  ・アヤメ 凛とした紫が清々しい。
  ・ナデシコ:出しゃばらず、健気で清楚です。
 (あと、クチナシも入れたかったのですが、5つということで次点です) 
 
3:その花の合う色はなんですか
  
  ・桜:桜色
  ・詫び助:白 赤
  ・牡丹:牡丹色 白
  ・アヤメ:紫
  ・ナデシコ:白 ピンク
 
4:では花を一輪ずつ添えて5人の人に渡してください。
  えーと、殿方3人にお渡ししたいと思います。もちろんスルーOKでございますが、お花だけでもお受け取りくださると喜びます。日頃の感謝の気持ちを込めて。
  
  koshi さんへ タキシードに似合うアネモネを添えて。
  かすかな夢さんへ ロマンチックな詩集に似合うスイートピーを添えて。
  奥州亭三景さんへ ボルサリーノに似合うカトレアを添えて。 
トーレスさん、素敵なバトンをお回しくださり、ありがとうございました♪ お花を贈れるなんてワクワクしますね。

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